今までにない
価値と機会を切り拓く

「社会のおかしいことを正していきたい。」これがGPの出発点です。

2003年の創業時から、社会問題をビジネスで解決することを目指して取り組みはじめた障害者雇用問題。
問題の多くは、障害者を「よく知らない」ことから生まれており、企業での就業を最大化し活躍する障害者が増えることで、少しずつ差別や偏見の壁を壊してきました。

創業当時の想いは今も変わりません。
障害者雇用問題を解決する事で、人材不足やDE&I浸透にも繋がるなど、他の社会問題解決にも広がる可能性があると信じています。
私たちはこれからも社会問題と向き合い、ビジネスを通じて新たな価値や機会を作ることに挑戦していきます。

社員の問題意識から
生まれた挑戦

GPのサービスや取り組みの中には、社員のアイディアやチャレンジによって生まれたものが数多くあります。
ここでは、最近の社員のチャレンジによる新たな取り組みをご紹介します。

当事者・企業双方にとって、本当に必要な機会とは

雇用・就職にある大きな課題へ挑戦:「実戦型インターンシップ雇用」が描く、未知の領域に広がる未来

「見えないキャリア」と「雇用の悪循環」の正体

多くの企業がハードスキルや経験を重視して採用活動を行う一方で、障害者は体調面や個々の特性を十分に理解してもらえない現状があります。
「家族に障害を隠している」「体調はまだ不安定だけど仕事をしなければ生活できない」等の理由から、職業準備性を高める就労移行支援には通えず、一方で体調面から人材紹介サービスからはなかなか求人を紹介してもらえず、自力で就活をせざるを得ない人たちが社会には多くいます。
その結果、障害について十分な共有ができないまま無理をして体調を崩し、雇用企業側も「障害者の雇用は難しい」という印象を抱いてしまう悪循環が生まれています。
また、精神障害者の約7割は非正規雇用という実情。指示された仕事をこなし、成長や評価の機会がほとんどありません。それでも、長く働けているから良し、とするのはあるべき姿なのでしょうか。

企業・当事者双方に必要なサービスとは?

この状況を変えたい、という社員の想いと問題から生まれたのが、GPの部門を超えて挑戦する「実戦型インターンシップサービス」。
障害者雇用に不安や悩みを抱える企業と、体調や特性に不安を感じながらも長期就業をめざす障害者に、GPのノウハウや支援体制を集中的に提供し、互いに気付きと成功体験を与えあえる機会を生み出します。
企業・当事者の声に耳を傾ける中で見えてきた、本当に必要なサポートとは何か?---その答えが、このサービスの形でした。

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「聞こえづらい」を知っている社会を目指して

「聞こえの体験型コンテンツ」が拓く真のダイバーシティへの挑戦。

atGPジョブトレ大手町の問題意識

現在、聴覚障害者は就職後に聞こえづらいことが原因で、「孤立」「心理的安全性の低下」「キャリアの諦め」など直面する課題が多くあります。
この現状に対して問題意識を持ち、atGPジョブトレ大手町の職員が取り組んだこと。それは、「聞こえない・聞こえにくい体験ができるコンテンツ」を開発されていた東京工科大学の吉岡先生にお声がけし、働く大人向け「オフィス・バージョン」を制作する事でした。
現状を変えるには、「障害への正しい理解を広める」必要があるという職員の想いから実現しました。

「知る」機会の創出へ

目的は、「聞こえ」の体験を通して当事者の置かれた状態を知ってもらうこと。
聴覚障害の人の聞こえを体験するだけでなく、言語的マイノリティーの体験やとぎれとぎれの声が聞こえるなど、様々な体験ができます。
制作後、ダイバーシティ促進イベントへの出展や、新聞社との取り組み等を通じて、多くの人にこのコンテンツを体験してもらうことで、聞こえの多様性や当事者の不安を疑似体験し、知るきっかけを創ってきました。
今後は、企業向けにコンテンツ活用を促進・セミナー開催等も視野にいれています。
「知る」ことで、誰もが働きやすい社会の実現を目指す。そんな想いから生まれたこの取り組みの挑戦はこれからも続きます。

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「共に働く」社会を目指して

働く自信と「同僚」意識を育む。社員の問題意識から生まれた、障害者雇用の新しい未来

ギャップを本質的になくすには?

真面目で責任感が強い故に働きづらさを抱える傾向がある精神障害者や発達障害者は増加傾向の一方で、企業では社内受入れ土壌の整備や理解浸透が進みづらい現状があります。
このギャップに問題意識を持った社員が立案したのが、障害者雇用を単なる「雇用の創出」で終わらせない、独自の企業内カフェサービスです。

「その人」を見て、共に働く

このサービスでは、企業内にカフェを設置し、当事者がカフェスタッフとして働くことで、社員との「日常的な接点」を生み出します。
シンプルなカフェ業務を通じて働く自信を育むだけでなく、社員が「障害」ではなく「その人」自身を知る機会を創出。「同僚」という意識を自然に育み、将来的にはカフェ業務だけでなく、他の部署でのキャリアも視野に入れた、共に働く未来を目指します。

ーー接点がないと正しい情報は伝わらない。接点を生むことで「障害」ではなく「その人」を見るようになる。
既に様々な企業様にこの仕組みに共感いただいており、どんな人でも選択肢を広げ働ける社会の実現に、一歩一歩近づいている実感を持っています。

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都内初!ナイト型×IT・Web特化支援の開設

就職準備におけるサービス選択肢も広げ、「誰もが自分らしくワクワクする人生」を実現する可能性を広げる挑戦

ナイト型×IT・Web特化の就労移行支援とは?

atGPジョブトレIT・Web浜松町は、日中の体調不良、家事・育児、学業など、様々な理由で既存の就労移行支援事業所の利用が困難な方を対象に、夜19時まで訓練可能な就労移行支援事業所を開設いたしました。

想いを形に目指している社会へ

立ち上げ責任者は、障害者の就職機会が増えた一方で、本当に自分に合った仕事に出会えず苦しむ人がいる現状に課題を感じてきました。

この課題を解決するために、個々の個性やペースを尊重し、一人ひとりの強みを活かした「自分らしい働き方」を支援することで、これまで就労支援を受けられなかった方でも安心して就職準備ができる環境を提供します。

この想いに共感してくださった行政や医療機関との連携も実現し、地域の課題解決にも貢献。
サービス提供の時間帯拡充とIT・Webという専門分野を通して、誰もが自分らしく、長く働き続けられる社会の実現を目指します。

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「アスタネ」を活かしたきっかけ作り

食育や農体験などを通して、「障害者の就労」が身近で当たり前な存在へ

アスタネとは?

農福連携に取り組む就労継続支援A型事業所のアスタネでは、しいたけ生産・販売をして日々40箇所ものスーパーへ卸して売上をあげています。
「アスタネしいたけ」をより多くの消費者に届ける事で、アスタネや障害者の就労について知るきっかけもつくっています。

単なる農業×福祉事業にとどまらない社員の挑戦

その活動の中で社員発案でのプロジェクトが多く生まれています。
例えば、農体験レジャーの「しいたけ狩り」。
夏の時期に観光・旅行サイトに「しいたけ狩り」を掲載し、5ヶ月で1,800人以上の方に「レジャー」としてアスタネに来ていただきました。
その他にも、近隣保育園との交流で、食育活動に参加。「飲食店とコラボレーション」して、アスタネしいたけをつかったメニューをお店や地域のイベントで提供。
この活動の一つ一つが社員のチャレンジから生まれ、チームアスタネで取り組んでいます。

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ノウハウあるGPだからこそ出来る「介在価値」を

「最適な定着支援」の窓口設置や仕組化で、適切な入社後フォローを実現

「雇用後」の課題にサービス立案

「採用は出来たが定着のノウハウはもっていない。」「雇用している障害者の人数が増えたことはいいことだけど、安定就業や活躍をフォローをするための工数負担は増えている。」
などの声を良く耳にするようになり、課題解決に貢献できることを検討しました。
そこで、合理的配慮義務の観点で望まれる相談窓口を外部に設置するサービスを開始。
不安やストレスを溜め込んでしまう障害のある社員の相談の受け皿を担います。
相談に対しての対応方針についても、専門的な知識や経験を活かしてご提案しています。

企業による異なるニーズにノウハウ発揮

その他にも、最適な入社後フォローと定着支援をおこなっていただくため、「障害」に特化した専門的なEAPサービスをリリースしました。
障害者社員・上司双方に独自のアンケートの実施、専門的なデータ分析、面談実施、フィードバックを一貫して担います。
障害者雇用の課題に長く携わってきたGPだからこそできる介在価値を実現しています。

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GPの雇用・活躍ノウハウで「障害者雇用」を変える

精神障害者の雇用と活躍を実現するモデルをサービス化

障害者雇用における問題とアスタネの実績

日本の障害者雇用では、雇用率の達成に固執するあまり、雇用者の責務放棄とも言えるような農園型サービスが広がり、厚労省も注意喚起をするほど問題になっています。
私たちは精神障害者が活躍する雇用の創出を目指し、自社の就労継続支援A型「アスタネ」でしいたけ生産の農福連携事業※を展開してきました。この事業は年商1億円を売り上げるまでに拡大し、また障害のある社員は事業を通じて自己理解を進めつつ、ビジネススキルも習得し長期就労やキャリア開発へ繋げています。

「障害者雇用」を変えるために投じた一石

「アスタネ」には障害のある社員一人ひとりが活躍、成長できる仕組みやノウハウが蓄積されています。
「「アスタネ」のノウハウを、企業様伝え、日本社会の「障害者雇用」のイメージを「できない」から「できる」へ変えていきたい。」そう考えて、atGPアスタネモデルをサービスリリースしました。
※農福連携とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。農林水産省 「農福連携の推進」より

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スキルを身につけ、働き方に新たな選択肢を

IT・Webスキルが身につく就労移行支援サービスの立ち上げ

障害者雇用の市場では事務職求人が約7割を占めますが、事務職が希望する働き方や職種と合わない方もいます。
市場で求められるスキルを獲得し、自身の希望に合わせた働き方を実現することを目指して、2019年にWeb制作を学べる就労移行支援事業所「atGPジョブトレIT・Web」を設立しました。

通所者はデジタルハリウッド社の実践的なカリキュラムと、GPの個別性に特化した就労支援を通して、即戦力となるスキルとセルフマネジメント力を身に着けていきます。
時には実際のWeb制作の仕事に、チームを組んで取り組みます。実務のリアルなイメージを獲得したり、チームで仕事をする中で自分自身の課題に気づいたりと、満足度の高い研修です。
現在、全国に5拠点を展開しています。


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生活困窮者への有効な支援 新たな雇用創造をめざして

様々な事業連携への挑戦・キャンドル製造プロジェクト

農福連携に取り組む就労継続支援A型事業所のアスタネでは、スタッフの一般就労を目指すだけではなく、スタッフが一人一人が主体的に働き活躍するモデルを確立してきました。
そんなアスタネの活躍モデルを起点に、社外とも様々な事業連携をはじめています。

生活困窮者の受け入れ

「生活困窮者の農福連携(福祉主導モデル(農業分野等))事業」を受託し、「生活困窮者自立支援制度」における、生活困窮者の方に対する有効な支援を検討してきました。
アスタネは認定事業所として、生活困窮者の方たちの受け入れを実施しています。

ロスフラワーキャンドル制作のプロジェクト

「生活困窮者の農福連携(企業連携の一つとして、西武グループ社とロスフラワーキャンドル制作のプロジェクトを進行中です。
結婚式で飾られた後、廃棄される花をキャンドルに再活用して、思い出の品として引き出物にする試みです。
このキャンドルの製造を障害者雇用で実現したい、という想いを形にするために、協力しながら実証実験を進めています。
このプロジェクトでは、アスタネの障害があるスタッフも、プロジェクトメンバーとして一緒に取り組んでいます。


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「障害者雇用」への
たゆまぬ挑戦

GPでは、障害者の「働く」を一気通貫でサポートしています。
民間企業で雇用される障害者数は毎年最多を更新しており、社会的なニーズも高まり続けています。 精神障害・発達障害者の雇用機会拡大や、地方における雇用機会創出など、新たに取り組むべき問題も生まれています。
未だ機会がないことによって生まれている不自由を解消していくために、障害者雇用をおこなう「企業」と働く「個人」、その双方が抱える課題の解消につながる新たなサービス創出に取り組んでいきます。

新たな社会問題の解決へ

私たちが取り組みたい社会問題は、数多くあります。これからもビジネスを通じて「誰もが自分らしくワクワクする人生」の実現を目指していきます。

社会問題を解決する、
大きなうねりを生み出そう

自分らしい人生を送れない不自由を、もっと解消していかなければと考えています。少子化による人口減少、経済の停滞、前向きでない高齢化、地方格差の拡大、財政の信頼欠如。日本国内だけを見ても、次々と社会問題が浮き彫りになってきています。
しかし幸いなことに、「社会問題を解決していきたい」という志を持つ仲間も日本には多くいると実感しています。
そんな仲間たちとパートナーシップを組み、新たな事業創造をおこなうことを通じて、社会に大きなうねりを生み出していきたいです。

アントレプレナー採用

アントレプレナー採用は、これまで社会的事業を起業した経験がある方、もしくは事業責任者として社会的企業を経験したことがある方を別ルートで選考させていただくエントリーフローです。
応募者のご経験やアイデアをベースに、今ある募集ポジションに限らず、また雇用という形態以外の業務提携や資金提供の可能性なども含めて、選考させていただきます。
ご応募に際しては、以下のフォームからエントリーをお願いします。
これまでの事業経験に関する資料や今後の事業構想をまとめた資料がある場合、またテキストのみでは説明が難しく図を使用したいという場合は、別途ファイルを添付いただけますと幸いです。
皆様のご応募、心からお待ち申し上げております。

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