想いをもって行動し、
弱い立場の人の
役に立てる人になる

中根翔(23新卒)

Sho Nakane

・出身大学 中央大学法学部法律学科
・好きな言葉「為せば成る為さねば成らぬ何事も」
・趣味「カメラ・サッカー観戦・ライブに行く」
・ニックネーム「しょうちゃん」

社会問題を少しでも自分事として捉えられるように

私は大学のゼミで社会問題について研究するゼミに所属していました。なかでも途上国問題について研究するゼミではあったのですが、研究を通して世界に存在する問題を自分事として捉えられるようになる、ということを一つの目標に掲げ研究を進めていきました。教育問題や児童労働の問題、ジェンダーの問題など、様々な社会問題について学んでいきました。
それまでもSDGsについて学ぶ機会があり、社会問題には興味があったものの、ゼミでの学びは私が世界にはびこる問題についてなにも知らなかったことに気づかせてくれました。世界には私たちのようにまともに教育が受けられない子どもたちがいて、貧困に苦しむ人たちがいて、子どもながらに重労働をさせられる子がいるということ。なんとなく聞いたことがあったそのような現状も、実際にしっかりと調べてみると思った以上に深刻な問題だとわかりました。
ゼミで社会問題について学んだことで、そのような問題を解消することに貢献したいと強く思うようになりました。

写真:ゼミのzoom会議をしているところゼミのzoom会議をしているところ

自分にできることをやってみたい

私は社会問題への関心からボランティア活動に参加するようになりました。なかでも「子ども食堂」での活動に力を入れていました。子ども食堂は貧困家庭や孤食の子どもたちに食事とだんらんの場を提供することを目的として始まったもので、今では地域のコミュニティの連携を促進するものとして全国的に広がっています。
私が活動していた食堂では、食事の提供だけではなく、子どもたちが楽しめるゲームを開催したり、一緒に外で運動をしたり、勉強を教えたりしていました。子ども食堂に来てくれる子の中には、家に帰っても親がおらずに孤食になってしまう子や学校になかなか行けない子などもいて、そんな子たちが楽しそうにしてくれているところを見ると、この活動に携われてよかったと感じることができました。
私が行っていた活動は社会問題の解消という観点からすれば、そこまで大きなインパクトを残すことができているわけではないと思いますが、私の中ではこの経験が「これからも困っている人のために、なにか自分にできることをしたい」と強く思うきっかけになっています。これからも、その想いをモチベーションとして働いていきたいと思っています。

写真:子ども食堂で子供たちと遊んでいる様子子ども食堂で子供たちと遊んでいる様子

GPへの入社理由

GPに入社することを決めたのは、社会問題を解決することを目的に事業を展開していること、障害者という弱い立場にある人のために働けるということ、社長の人柄に惹かれたことの三点が主な理由です。
大学時代に社会問題について研究するゼミに所属し世界の社会問題について学んだこと、ボランティアを経験したことで社会問題を解決するために自分にできることがあればやりたいと思うようになりました。そんな時GPに出会い、ソーシャルビジネスを展開しているという点に惹かれました。また、幼いころからヒーローに憧れていたということもあり、弱い立場の人を守れる人になりたいという想いを持っていました。ボランティア活動を通して相対的貧困層にあたる子どもたちの役に少し立てたという実感が、弱い立場の人を助けたいという想いをより強くしてくれました。GPに入社すればその想いを持ち続けることができる、その想いを形にすることができると感じました。
最後に社長の人柄についてですが、社長との最終面接がとにかく楽しく、ワクワクしたことが記憶に残っています。私自身のことを知ってくれようとしていることが伝わってくるのも嬉しかったですし、なにより今やっている事業のことや今後の夢について語ってくださり、社長自身が常にワクワクしながら仕事に取り組んでいるのがすごく伝わってきてこの社長のもとで働きたいと思いました。そんな社長との面接を経て、内定をいただいてからGPで働いている自分をイメージしたときに、とてもワクワクしましたし、自分のやりたいことにも合っていると思い、GPへの入社を決めました。

GPで実現したいこと

障害者を一定数入れなければならないという法律があるから障害者を雇用する、という考え方をなくすことを目標に掲げて働きたいと思っています。
どうしても現状では障害のある人を積極的に雇用するということはされておらず、義務感で雇用している部分があると思います。これは障害があるから満足に働くことは難しいという障害者の方に対する偏見があるからだと思います。でも実際は障害を持っていても優秀な方はたくさんいて、会社にマッチする人材かどうかは障害の有無だけでは判断できないと思います。そこで私は障害者と企業を繋げ、障害者の方が働けるように支援することを通して、企業や社会が持つ偏見を解消していきたいと思っています。「障害があるから」という理由で平等に見てもらえない今の現状を、少しでも変えることに貢献できるよう尽力したいです。
またもう一つ実現したいこととして、新規事業開発にも携わりたいと思っています。GPがコアとして掲げている「社会問題を解決する」ということは、私自身がやりたいことでもあるので、社会問題の解決に少しでも役に立てる“新しいアイデア”を作ってみたいという想いがあります。何か具体的な案が現時点であるわけではありませんが、これから働いていく中で問題意識を持つことがあると思うので、それを解消できるようなものを作り上げたいです。そのためにも日々アンテナを張って働いていきたいと思います。

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