金城実李(26新卒)
Kinjo Miri
・出身大学 早稲田大学法学部
・好きな言葉「いちゃりばちょーでー」
・趣味「食べること、旅行、動物と触れ合うこと」
・ニックネーム「みーりー」

学生時代は、自分の好奇心を原動力に、関心を持ったことへ積極的に挑戦してきました。その中でも大きな経験となったのが、以前から関心を抱いていた動物愛護を行動に移した、保護犬・保護猫シェルターでのボランティア活動です。幼いころから動物が好きだった私は、言葉を話せない動物たちが、人間の都合や無責任な行動によって過酷な環境に置かれている現実を知り、「自分にできることは何か」を考えるようになりました。その第一歩として、悪徳ブリーダーや多頭飼育崩壊、劣悪な飼育環境からレスキューされた動物たちが暮らし、新しい家族を探す団体で、約2年半にわたりボランティアを続けています。人を信じられず怯えていた動物たちが、少しずつ心を開き、新しい家庭に迎えられていく姿を見るたびに大きな喜びを感じました。一方で、卒業していく子がいるのと同時に、次々と新たに保護される動物が後を絶たない現実にも直面しました。この経験から、保護犬・保護猫の存在自体が問題なのではなく、その背景にある社会構造や仕組みにこそ課題があると気づきました。社会問題を解決するためには、目の前の結果だけでなく、その原因に向き合い、仕組みそのものを見直す必要があることを学びました。
保護犬のシェルターで働いている様子

こうした「根本から課題を考える姿勢」は、アフリカでの経験を通して、さらに強いものとなりました。動物が好きなこともあり、以前からアフリカに行くことが夢で、大学3年時には野生動物保護のボランティアプログラムに参加し、ナミビアを訪れました。しかし、観光客向けに整えられた短期プログラムでは、現地の暮らしや課題の本質に十分触れられないと感じ、より地域に密着した経験を求めて、ケニア・マサイマラでの長期インターンを決意しました。現地では、ゾウが農作物を荒らしたり人命に被害が及ぶことで、人とゾウの間に深刻な対立が生じています。インターン先では、養蜂を活用した獣害対策を通じて、人と野生動物が共生できる仕組みづくりに取り組んでおり、私はその運営に携わりました。特に印象的だったのは、外部が一方的に解決策を押し付けるのではなく、現地のマサイの人々と協働し、彼ら自身が主体となって仕組みを支えていく姿勢です。約3か月間、衣食住を共にし、文化や価値観を学びながら地域の一員として生活できた経験は、私にとってかけがえのない財産となりました。動物、人、社会が切り離されるのではなく、関係性の中で成り立つ「共生」のあり方を、現地で実感しました。
マサイの子どもたちとの写真
私がゼネラルパートナーズを志望する理由は、学生時代のボランティア経験を通して感じてきた「社会問題の根本原因に向き合い、持続可能な仕組みとして解決すること」の重要性を、ビジネスの力で実践している企業だと確信したからです。保護動物の現場では、目の前の命を救うことの大切さと同時に、その背景にある社会構造が変わらなければ、問題は形を変えて繰り返されるという現実を学びました。そこで私は、対症療法に留まらず、原因に働きかけ、再発を防ぐ仕組みをつくることこそが、長期的に社会を良くするために必要だと考えるようになりました。そうした価値観は、アフリカでの経験を通してもさらに強まりました。現地では、当事者の生活や文化、周囲の環境を理解した上で、地域の人々が主体となって仕組みを支えられる形をつくることが、継続性につながると実感しました。
ゼネラルパートナーズは、アスタネをはじめとしたモデルづくりを通して、障害者雇用を「制度対応」や「義務」ではなく、企業の文化や現場の実践として根付かせていくことに挑戦しており、まさに私が目指したい「仕組みで変える」アプローチだと感じています。さらに、代表の進藤さんをはじめ、社員の皆さまの熱い想いや真摯な姿勢に触れ、理念だけでなく日々の仕事として社会を変えようとしていることが伝わってきました。単純に「この方々と一緒に働きたい」と心から思えたことも、志望を後押しする大きな理由です。
ゼネラルパートナーズで実現したいのは、障害のある人が働くことが特別視されるのではなく、自然な選択肢として社会に根付いていく状態を広げていくことです。障害者雇用に対する不安や偏見の多くは、「知らないこと」や「接点の少なさ」から生まれると感じています。私自身、ダウン症をもって生まれた従兄弟が身近にいる経験から、障害に対する距離感や漠然とした不安は、正しい知識と実際の関わりによって大きく変わることを実感してきました。企業においても同様に、採用や受け入れに伴う不安・懸念を一つずつ解消し、共に働く経験が積み重なることで理解が深まり、職場の空気や価値観が変わっていくと考えています。その変化の積み重ねが雇用を広げ、多様な人が活躍できる社会につながるはずです。まずは現場で企業と求職者の双方に丁寧に向き合い、課題の整理や認識合わせを通じて、双方にとって納得感のある関係づくりに貢献したいです。また、障害のある人が働きやすい状態とは、特別な配慮を一方的に受けることではなく、困ったときに安心してヘルプを出せる環境と、企業側が理解しようとする姿勢があることだと考えています。そうした職場づくりが広がるよう、採用前後も含めた長期的な伴走の中で、現場の変化を支えていきたいです。将来的には、現場で培った知見や実感を活かし、より多くの企業や社会全体に対して、障害のある人が働くことの価値や可能性を伝えられる存在となり、持続的に機能する仕組みづくりに関わっていきたいと考えています。