当たり前を見つめ直し、
可能性をひらく

三浦梓(26新卒)

Miura Azusa

・出身大学 法政大学社会学部社会学科
・好きな言葉「良いことが長く続かないように、悪いことも長くは続かない」
・趣味「音楽を聴くこと、ドラマを見ること、読書、旅行」
・ニックネーム「あずさ、あず」

当たり前を問い直した
ゼミでの学び

「社会学は社会の当たり前を見つめ直す学問だよ」と知人に言われ、社会学部に入学しました。所属していたゼミは、社会的排除や人権問題をテーマに、声を上げてもその声が届きにくい人々について考えるゼミでした。その中で、グループ研究としてLGBTQ について取り扱いました。
正直に言うと、研究を始めた当初は強い関心があったわけではなく、「存在は知っているけれど自分には関係のないもの」として捉えていました。しかし、仲間と議論を重ね、調査を進めていく中で、彼らが社会の中で作られた「普通」から外れているという理由だけで、存在を否定され、理不尽な我慢を強いられている現実を知りました。私たちが当たり前にできていることが彼らにとっては大きな壁になる。その状況に強い違和感を覚えるようになりました。
研究の一環で当事者の方にお話を伺ったことは、私の価値観を大きく変えるきっかけとなりました。「パートナーが同性だからこそ分かり合えることがあり、毎日一緒に居れて幸せです。」という言葉を聞き、「この人たちはけっしてかわいそうな存在ではない」と気づかされました。この経験を通じて、社会で起こるさまざまな問題を「知らなかった」で済ませるのではなく、その背景を知り、自分の中にある思い込みやレッテルと向き合い続けたいと考えるようになりました。

写真:仲間と研究発表の準備をしている様子仲間と研究発表の準備をしている様子

違いをなくすのではなく、
向き合うこと

大学生活で何をしていたかと聞かれたとき、真っ先に思い浮かぶのはフロアボールです。フロアボールはスティックとボールを使って行うスポーツで、アイスホッケーに似ています。コートにはキーパーを除いて5人が立ち、2~3セットを組んで交代しながら、約60分間戦います。
この活動は楽しいことばかりではなく、思うようにいかない場面もたくさんありました。個人の実力に悩むこともありましたが、特に印象に残っているのは、チーム内での価値観の違いです。勝ちにこだわってとことん向き合いたい人、勝ちを目指しつつも楽しさを大切にしたい人など、チームにはさまざまな価値観を持つ人がいます。時には苦手な人とも同じチームで戦わなければなりません。当時の私は、価値観の違いによって生じる衝突をどうすれば解消できるのか悩み続け、「どちらかが我慢するしかないのではないか」と考えていました。しかし、時間が経った今は、必ずしも白黒はっきりさせる必要はないのだと思っています。大切なのは、違いをなくすことではなく、話し合い、相手を知ろうとする姿勢だと気づきました。完全に分かり合えなくても相手の考えや背景を知ることが、同じ目標に向かって戦うために必要だったのだと感じています。

写真:フロアボールの様子点が入ってチームで喜んでいる瞬間

GPへの入社理由

大学で「障害の社会モデル」を学んだことと、ゼミでの気づきから、社会に存在する生きづらさは他人事ではないと実感し、生きづらさを少しでも減らしていくために自分も何かできることはないかと考えるようになりました。母が特別支援学級の教員をしていたことや、私自身が繊細な部分を持っていたことから、「障害」というテーマは身近な存在で、まずは障害のある方へのアプローチをしていきたいと考えていました。
そんな時に出会ったのがGPです。障害のある方への支援だけではなく、企業様への支援にも取り組んでいる点に強い魅力を感じました。社会を変えていくには個人の周囲にいる人々や組織の意識を変えていくことが必要だと感じていたからです。企業様側も悩みを抱えているケースがあり、そうした企業様に寄り添い、環境づくりを支援することが社会全体の認識を変えていくことにつながると考えています。
また、選考を重ねていく中で、社員一人ひとりが熱い想いをもって仕事に向き合っていることを実感し、「この人たちとなら、自分が目指す社会を実現できる」と感じGPで働くことを決めました。

GPで実現したいこと

私は、やりたいと思ったことを、誰もが当たり前に目指せる社会を作っていきたいと考えています。
現在の社会では、障害などを理由に本来持っているはずの権利や選択肢が奪われてしまっている場面を多く目にします。しかし、こうした生きづらさの本質は個人にあるのではなく、それを取り巻く環境にあると考えています。そのため、社会において大きな影響力を持つ企業やそこで働く人々の理解が変われば、それは「社会の壁」を取り払うことにもつながるのではないかと思います。
私自身も障害のある方と深く関わった経験が多いわけではなく、無意識に偏見や「知らないことによる壁」があるかもしれません。だからこそ、企業様や当事者の方々と真剣に向き合っていきたいと考えています。そして企業様の課題を解決することを通じて、無理解によって生まれてしまった「壁」を新たな可能性へとつながる「扉」へと変えていきたいです。就労において選択肢が広がり、環境が整っていくことで、障害の有無に関わらず、誰もが自分の可能性を信じられる社会を実現できると考えています。

新卒情報トップに戻る